もう１つの３０周年

2016年6月11日、土曜日。

大争奪戦が繰り広げられた日、

僕はasicsのデザイナーさん達にインタビューされるという素晴らしい時間を過ごしていました。

その時に何気に言った僕の一言、

「どうせならGEL-LYTEを復活させるべきですよ！」

その瞬間、周りの雰囲気が一変し、

何か「含み」が感じられる空気になったのを覚えています。

あれから1年後、

あの「含み」はそういうことだったのかと。（笑）

【GEL-LYTE】#122

GEL-LYTE IIIやGEL-LYTE Vの原点、元祖GEL-LYTEが待望の復刻です！！

1986年にGT-IIでα-GELが搭載され、1987年にGEL-LYTEがリリースされました。

つまり、

AIR MAXと同級生、同じく30周年なんですね！！

スプリットタンやブーティー構造のモノソックタンも進化の一過程であり、全てはこのGEL-LYTEが誕生しなければ存在しなかったわけで。。。

あぁ、感無量。

チュルチュルおパンの様なアッパー。

差し色のオレンジがタマランチ会長！

このOGカラーはトップアカウントのティアでのリリースになるそうです。

もう1つのブルーとイエローが爽やかなカラーは、WMNSカラーがベースになっていて、ファッションコンシャスなアカウントが対象だって。

タンに大きく入るasicsのロゴ。いかにもアメリカのasicsだなぁって印象を与えます。

日本だとasics TIGERじゃん、当時は。

プラパーツがこれから始まる90年代の雰囲気を漂わせています。

適度にボリューミーなシルエット。

今回、asics TIGERは当時のままでは復刻させなかった様です。

雰囲気は残しつつ、可能な限り多くの人達に履いて欲しいという想いから、価格を低めに設定するチャレンジを行ったんだって。

秋冬シーズンには何色かスタンバっているインラインモデルは10,000円を切るプライスだって。

素晴らしいことです！！

シンプルなデザインゆえ、きっと色んなシーンにフィットするでしょう。

日本が誇るasics。

海外が認めたその実力を実感しようではないか。

履けよ、国民っ！！