2017/10/28

AIR FORCE 1狂想曲96

#ハメドリー

いや、ほんの実験ですよ、えぇ。(笑)

NIKE × NBAの流れは、AIR FORCE 1の35周年を組んで中々に面白くなってきましたよ。

【AIR FORCE 1 HI / RT】#161


Riccardoはとてもわかりやすいアイコンをわかりやすくアレンジしましたね。

ボックスを開けると、包み紙は主張してくるねー。

前に紹介したDUNKのイメージも重なって、僕はホワイト一択でしたね。

こういうシンプルな配色がAIR FORCE 1を引き立てます。フィリーっぽいしね。

RiccardoのAIR FORCE 1の伝統のアレンジは健在です。▽に配置されたベンチレーションの上にNBAロゴをイメージしたパッチが付きます。


ミッドソールやインソールもバッチリ!!


あっ、ヒールもですね。

んで、

がドーン!!


クラシックなイメージのセンサーベルト、まぁ、履く時は僕はポイだなぁ。

けっこうな時間グルグルしてたけど、なんか買えちゃった、みたいな。

コレでしょう??

ほんで、

コレでしょう??

ってことは、

やっぱりアレがないと、NBA3部作にはならないねー。(笑)

2017/10/26

AIR FORCE 1狂想曲95

NIKEiDを作る際には、フィーリングでカラーパレットを使う時もあるんだけど、

たいていは頭の中に決まったイメージを持たせて、使える素材、部分、カラーがマッチングするかどうかでクリックするんです。

前にね、レアチーズケーキみたいなシューズが欲しいなぁと思った時があって。

結局はモタモタしちゃって作れなかったんです・・・。

んで、

ホリデーシーズンお馴染みのPENDLETONが始まったと聞いて、素材だったり、モデルをチェックしてみたら、

チョコレートケーキ、しかもNYCにあるみたいなヤツが作れそうだなぁと思ったんです。


【AIR FORCE 1 LOW PREMIUM iD】#160


表面のチョコレートコーティングはブラックのPENDLETONをチョイス。


生クリーム。


ストロベリーとかベリーソースは必須!!


スウッシュはケーキをカットしたモノをイメージして、チョコレートクリームっぽく。


アクセントにミントの葉を、ヒールタブのロゴに、ね。

しかし、まぁ、今回のAIR FORCE 1 iDの目玉は何と言っても、

シッポですよ!!

僕は昨年にBespokeでシッポ付きを作ったんだけど、

オフィシャルだと、切れ込みを入れてるんだね。

ハト目だったり、丸紐だったり、アウトソールのオプションにダックブーツがあったりするので、シッポ(リフレクターだよ)もブーツアレンジの一環なんだろうなぁと思います。

でも、凄いことよ、うん。

変態なアレンジだけど、美味しそうに出来上がりました♪

2017/10/21

GEL-PTGとFABRE POINT GETTER

ぶっちゃけ、このモデルを初めて見た時はマジでビックリ(゚д゚)!したよ!!

ランシューをメインに提案してきたasics TIGERが、コート系でしかーも1983年のオールドスタイルをストリートに持ってきたから。。。

ん!?

オールドスタイルだとカッコ良すぎる表現だなぁ。

「部活」臭、の方がしっくりくるわ。(笑)

【GEL-PTG】#159

敢えて言うところの「ケイジャー」ならば、知らない人はいないバッシュの逸足をカジュアルシューズにリビルドしたモデルです。

えぇ、FABRE POINT GETTER Sですよ。

先にリリースされたGEL-PTG MTもそうでしたが、GEL-PTGシリーズはかなり売れている様なんです!!

リアルなFABRE POINT GETTER世代なら、ハァハァするのはわからんでもない。

うん。

正直に言って、なぜにウケているのか、よくわからないんですよ。

SLAM DUNK好きのマンガ枠が山王工業に影響されているのか??

若い世代にクラシックスタイルゆえのシンプルさがウケているのか??

理由はどうあれ、ウケているってことは喜ばしいことには違いないんだけどね。

んで、

FABRE POINT GETTERをどうリビルドしたのか。

先ずはアッパーの素材が違いますね。

GEL-PTGは天然皮革、牛革でしょうかね??


FABRE POINT GETTERはカンガルー革。


カンガルー革は柔らかくて足馴染みが良い代わりに、耐久性はイマイチ。なので、練習でガシガシ履くと破れます。日本謹製ゆえに価格はめっちゃ高いよ。その代わりアッパーやソールの修理も出来たけどね。

シルエットはFABRE POINT GETTERそのものなんだけど、


そこはそれ、カジュアルシューズとしてのアップデートがアチコチ施されています。

FABRE POINT GETTERはぶっちゃけ特別な衝撃吸収をする素材は使われていないけど、GEL-PTGには悲願のfuzeGELが搭載されています。

FABRE POINT GETTERと言えばオレンジの「特別な」インソールですが、

GEL-PTGはオーソライトのんですね。

FABRE POINT GETTERのタンは柔らかいレザー製だけど、

GEL-PTGのタンはメッシュ。

そして、

ボトムパーツですが、

パッと見ぃはFABRE POINT GETTER特有の「グリップポイントトレッドソール」ですが・・・。


相手がFABRE POINT GETTERを履いているとどうしても見えちゃうこのデザインは、少なからずともプレッシャーになっちゃう魔法のデザインなんですよ。(笑)

パターンは同じなんだけど、ソールに刻まれるブランディングが変更されています。

ちょっとややこしいぜ・・・。

現asics TIGER(カジュアルシューズのブランド)のGEL-PTGは"asics"表記。


パフォーマンスモデルとしてasicsでリリースされていたFABRE POINT GETTERは、かつてのパフォーマンスブランドであったasics TIGER表記で、アウトソールにはサイズも入っています。


昨年、惜しまれつつもディスコンになったFABRE POINT GETTERが、カジュアルシューズのGEL-PTGに生まれ変わったことは青天の霹靂ではあったけど、asics TIGERの新しい潮流を感じさせます。

先制点は取った。

さぁ、次はどう攻めるか・・・。

ブランドとしての力量が問われますよ。