NIKEは異端児がお好きな様で。。。
正攻法では得られないモノが異端から生まれる事を知っている。
そんな代表的なプレイヤーがAndre Agassiです。
16歳でデビューした当時は可愛らしい坊やだったのが、1987年くらいから後ろ髪を伸ばした長髪にデニム地のパンツを穿くという、それこそ異端の姿をアピールする様になります。
AgassiのシグネチャーラインであるCHALLENGE COURTシリーズが始まったのが1989年。
1988年に全仏・全米オープンで3位となり、名実共にトッププレイヤーになったAgassiの足下を飾ったのがCHALLENGE COURTシリーズのAIR TECH CHALLENGEです。
Agassiの異端なプレイスタイルは、もちろん実力があればこそで、従来の真面目なお坊ちゃん風なちっとも面白くないプレーンなテニスシューズすらも変えてしまったのです。
その2作目が、
【AIR TECH CHALLENGE II QS】
です。
このタイミングでの復刻には、ちょっと勘ぐることもあるんですが・・・。
蟹江西氏の
なんだかよくわからないシューズと縁が深いのであります。
蟹江氏がいかにも「俺様がデザインしたぜー」みたいなことを言ってても、なんだよ、ソールは昔のテニスシューズの使い回しじゃねーか、バーカ、なのであります。
蟹江氏ご自慢の変なシューズのソール。
AgassiのAIR TECH CHALLENGE IIのソール。
まぁ、三本線のブランドと契約しちゃったので、もうシャア専用テニスシューズも出ないと思いますが、ほとんど投資用みたいなスニはNIKEも本望ではないでしょうから、それで良いんです。
1990年に出たこのAIR TECH CHALLENGE IIはAIR MAX III (90)の様なシーズナルカラーを纏っていますね。
アッパーのパンチングによるベンチレーションホールは、この当時のモデルによく見られましたね。
このプラパーツの感じといい、いかにも90年代の雰囲気がプンプン。
この3/4タイプのカットやプラパーツを見ると、AIR FLIGHT LOWの1991年モデルとよく似ているなぁと思います。
VISIBLE AIRですねー。
タンには特徴的なタグが付いています。
90年代バンバンの今、超履き頃のシューズですよー。
まぁ、
ぶっちゃけ言うと、おいらはAIR TECH CHALLENGE IIIの方が好みなんですが、
もっかい復刻して欲しい今日この頃です。