2016年2月13日、ついに待望のAIR JORDAN XXXがリリースされました!!
本来ならば、2015年のフォールシーズンにリリースだったはず・・・。2015年が30周年だったわけだし・・・。
まぁ、元々最新のAIR JORDANはNBAオールスターウィークエンドで発表される慣わしだったんで、古いAJファンにとってはお馴染みのタイミングではあるんだけどね。
リリースの遅れは、都市伝説的には【MJがXXXの出来にOKを出さず、作り直した】ってことになっています。(笑)
何はともあれ、こうしてリリースされたわけで、30年来AIR JORDANを追い続けている僕にとっては、感激一入なのです。
【AIR JORDAN XXX】
デザインはTinkerおじさんとMark兄貴です。
一見すると前作のXX9とそんなに変わらないんじゃないかって声があります。
しかし、
それは違います!!
AIR JORDANというシューズは、「最高のAIR JORDANは最新のAIR JORDANである」ことを宿命づけられたモノであり、その時、その時の最良のテクノロジーが注がれています。
もちろん、MJにとって、またはその着用を許されたプレイヤーにとって、全てのAIR JORDANが最良だったかと言えば、その答えは"Yes"ではないでしょう。
だからこその進化なのです。
XX9からXXXへとバトンタッチされました。テクノロジーが「似ている」だけで、中身は別物と言えます。変えなくて良いポイントは変えず、そうTinkerおじさんは述べています。
Tinkerおじさんが描いたXXXのファーストスケッチです。
Tinkerおじさんが初めて手掛けたAIR JORDAN 3を履いて、MJはスラムダンクチャンプになりました。1988年のことです。各紙面を飾ったフリースローレーンからのダンクシュートは"Magazine Dunk"と呼ばれています。
この"Magazine Dunk"の写真に刺激を受けて、さらにそのインスピレーションを膨らましたと言います。
胸の中心にあるJUMP MANの色に注目です。ノースカロライナブルーでしょ。つまり、MJの運命を変えた決定的な瞬間、"The Shot"のターヒールズ時代が原点であることを表しています。
それにエレファントパターンやカーボンファイバーのパターン等が見えますね。
Tinkerおじさんの頭の中にあったモノ、内的なモノがMJの、AJの「宇宙」になっているのです。
ボックスはXXX専用のデザインです。ホワイトとブラックの2トーンがクールです。
よーく見ると独特の模様が施されていますよ。
上蓋を開けると、"XXX"が描かれた包み紙が。気分を更に盛り上げてくれます。
さぁ、いよいよご対面です。
AIR JORDAN XXXのテクノロジーは、コレにまとまっています。
つま先はAIR JORDANの伝統に則って、スムーズに仕上げられています。
レンティキュラーレンズテクノロジーと言うのだそうです。通気性と耐摩耗性に優れているんだって。
うっすらと見え隠れするJUMP MANがドキドキするね。
アッパーは一体型のジャカードアッパーです。そこにはターヒールズのユニフォームにインスパイアされたアーガイル模様が確認出来ます。
XX9のアッパーの質感とは全く違いますよ!!
レースループはFLIGHT WEBなのかな??XX9と同じっぽいね。
製品版ではブラックだけど、サンプルではアッパーに同化したホワイトでしたね。
僕はサンプル版の方が好みかな。。。
さて、タンですが、気持ち厚めですごく手触りが良いです。
タンには地球がデザインされていますね。キービジュアルの"Magazine Dunk"が持っているボールもそうですね。
左足にはアメリカ大陸。よーく見るとノースカロライナの所にノースカロライナブルーで点がチョコンと。
右足はアフリカ大陸。恐らくMJのルーツ、アフリカン・アメリカンってことなんでしょう。
アッパーの後足部にかけては"30"を意味する"XXX"がリングのネットにも見えるようにデザインされています。
XX9と似ていると思われている最大のポイントはボトムパーツでしょう。
確かに構造は同じと言えますね。前足部にNIKE ZOOMを配し、プレートが入っています。
XX9ではFLIGHT PLATEと呼ばれていましたが、XXXではFLIGHT SPEEDになっています。
中足部がグワッと抉られているのも一緒。
前足部がカチカチなのも一緒。
XXXには「宇宙」があります。宇宙好きとしてはタマランチ会長!なギミックです。
違う部分と言えば、
先ずはミッドソールの部分ね。
XX9は前足部と同じでカチカチだったんだけど、
XXXではモチモチなファイロンですよ。
つま先のJUMP MANは同じ配置だけど、
そのアウトソールのヘリンボーンパターンは新しい、より優れたモノに変更されています。
FLIGHT SPEED構造は今までAIR JORDANの中でも最も優れたボトムベースということで、敢えてその「構造」は変えず、でも、しっかりと新たにチューンすることで新しいモノに「進化」させているんです。
もっかい言いますよ、
XXXはXX9より確実に進化しているんです!!
インナーもそのブーティー構造は変化しています。
XX9では包み込まれる部分の面積がインとアウトで違うんだけど、
XXXではハーフレングスのインナースリーブで快適なフィット感が得られます。
ヒールのポコットもXXXの方がカチッとしますね。
さて、
XXXのイメージキャラクターにはXX8から引き続きRussell Westbrookが起用されています。
早速ゲームでも使用しています。
AIR JORDAN XXXはおそらく短命なモデルになるハズです。
なぜならば、2016年の秋にXXX1のリリースが控えているからです。
AIR JORDAN XXXには今まで必ずあった"23"がどこにも見当たりません。
XXXはAIR JORDAN30年間の集大成なのでしょう。"30"というキーワードをボカしたくなかったのかも知れませんね。
XXX1には「原点回帰」というキーワードがあるとの都市伝説があります。(笑)
その「原点回帰」がどのような意味を持つか、2016年の秋にはその答えが明らかになります。
つまり、
AIR JORDAN XXXでさえ、その「進化」の一通過点に過ぎないってこと。
だから、
AIR JORDAN最高ーっ!!
なのですよ。
あっ、ちなみに履いた感じはXX9よりもタイトに感じました。なので、僕はハーフアップしました。通販の方はご注意を。。。
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