ドイツでは日本デー(Japan Tag-ヤーパンターク)という日本文化を紹介するイベントが毎年6月頃に行われているそうです。
2002年からということでもう10年以上続いているイベントなんですねー。
2000年、西海洋介さんという人がドイツのベルリンにやってきました。2002年、彼はベルリンの小さなバーで"Koi Klub"というイベントをスタートしました。西海さんはこのイベントについて
「Koi Klub」のKOIには6つの意味があります。鯉、恋、故意、来い、濃い、古意、です。全く異なるもの、普段だったら必然性の無い組み合わせ、それらが一緒になったときの面白さ、瞬間の貴重さ、そんな多様性が「Koi Klub」のコンセプトです。(出典はコチラ)
と述べています。
鯉って、英語でも"Koi"で通じるんですよ。
そのイベントを通じて、「ヨーロッパ」のOnitsuka Tigerとのコラボレーションが生まれました。錦鯉がムニュムニュとスニーカーにトランスフォーム!!
2012年のJapan-Tagで、ドイツを代表するスニーカーショップAFEWとKoi Klubはタッグを組み、日本の「和」をイメージする鯉からインスパイアーされたシューズをハンドメイドで仕上げ、とても大きな話題を集めました。
1足しか存在しない"Koi Klub"のGEL-LYTE IIIです。
Onitsukaとのコラボから始まった縁は今でも続いているんですね。。。
GEL-LYTE IIIの25周年に合わせ、AFEWは"Koi Klub"をアニバーサリーモデルとして復活させました。
【GEL-LYTE III】
2012年モデルではプレミアムレザーやデニム生地を使ってた様ですが、素材は変更されていますね。
毛足の長いスウェードやパーフォレーションが設けられたレザーでアッパーを構成しています。
スプリットタンもレザーです。
日本の「和」をイメージしたとされる錦鯉。実はドイツにも縁がある模様。
ドイツ鯉という種類があるんですって!!
広島錦鯉スタジオさんから写真を拝借しましたが、ドイツ鯉のイメージが上手く反映しているのがよくわかります。
アウトソールは超錦鯉ですよ!!
ね!!
mita sneakersのGEL-LYTE IIIと同じ様に、アウトソールのヒール部分がクリアになっています。錦鯉が泳いでいる感たっぷりです。
"KOI"はよーく見るととっても技アリなデザインがアチコチに見られます。
シューレースホールは竹っぽいし、
ハト目の色はインとアウトで変えていて、
タイガー・ストライプスも内、外で素材を変えてあります。
ヒールにはAFEWのロゴと漢字で「家族」と入っています。
1 of 1は日の丸だったけど、今回は「家族」。
インソールにはグラフィックが入り、
シューレースにはコラボレーションの証が入ります。
ミッドソールのスプラッシュは何でしょうね??
右足のサイドにはAFEWとリフで入っています。
ボックスをよーく見ると、イラストにもちゃーんとAFEWって書いてあります。
"KOI"には別ヴァージョンがあってね。小児病院への寄付を目的にオークションモデルとして"BLACK KOI"が1足だけ作られました。つま黒です。ww
日本の「和」の心、日本企業asics、そりゃぁ、人気出ますよ!!
それに山形県民としては大好物の鯉の甘煮もあるし、鯉は外せなかったのです。(笑)
GEL-LYTE IIIの中でもこの美しさはトップクラスですね!!
0 件のコメント:
コメントを投稿