2015/06/01

AFEW × asics TIGER



ドイツでは日本デー(Japan Tag-ヤーパンターク)という日本文化を紹介するイベントが毎年6月頃に行われているそうです。

2002年からということでもう10年以上続いているイベントなんですねー。

2000年、西海洋介さんという人がドイツのベルリンにやってきました。2002年、彼はベルリンの小さなバーで"Koi Klub"というイベントをスタートしました。西海さんはこのイベントについて

「Koi Klub」のKOIには6つの意味があります。鯉、恋、故意、来い、濃い、古意、です。全く異なるもの、普段だったら必然性の無い組み合わせ、それらが一緒になったときの面白さ、瞬間の貴重さ、そんな多様性が「Koi Klub」のコンセプトです。(出典はコチラ

と述べています。

鯉って、英語でも"Koi"で通じるんですよ。

そのイベントを通じて、「ヨーロッパ」のOnitsuka Tigerとのコラボレーションが生まれました。錦鯉がムニュムニュとスニーカーにトランスフォーム!!

2012年のJapan-Tagで、ドイツを代表するスニーカーショップAFEWとKoi Klubはタッグを組み、日本の「和」をイメージする鯉からインスパイアーされたシューズをハンドメイドで仕上げ、とても大きな話題を集めました。

1足しか存在しない"Koi Klub"のGEL-LYTE IIIです。



Onitsukaとのコラボから始まった縁は今でも続いているんですね。。。

GEL-LYTE IIIの25周年に合わせ、AFEWは"Koi Klub"をアニバーサリーモデルとして復活させました。

【GEL-LYTE III】

2012年モデルではプレミアムレザーやデニム生地を使ってた様ですが、素材は変更されていますね。

毛足の長いスウェードやパーフォレーションが設けられたレザーでアッパーを構成しています。


スプリットタンもレザーです。

日本の「和」をイメージしたとされる錦鯉。実はドイツにも縁がある模様。

ドイツ鯉という種類があるんですって!!

広島錦鯉スタジオさんから写真を拝借しましたが、ドイツ鯉のイメージが上手く反映しているのがよくわかります。


アウトソールは超錦鯉ですよ!!

ね!!

mita sneakersのGEL-LYTE IIIと同じ様に、アウトソールのヒール部分がクリアになっています。錦鯉が泳いでいる感たっぷりです。


"KOI"はよーく見るととっても技アリなデザインがアチコチに見られます。

シューレースホールは竹っぽいし、

ハト目の色はインとアウトで変えていて、


タイガー・ストライプスも内、外で素材を変えてあります。


ヒールにはAFEWのロゴと漢字で「家族」と入っています。

1 of 1は日の丸だったけど、今回は「家族」。

インソールにはグラフィックが入り、

シューレースにはコラボレーションの証が入ります。

ミッドソールのスプラッシュは何でしょうね??

右足のサイドにはAFEWとリフで入っています。

ボックスをよーく見ると、イラストにもちゃーんとAFEWって書いてあります。

"KOI"には別ヴァージョンがあってね。小児病院への寄付を目的にオークションモデルとして"BLACK KOI"が1足だけ作られました。つま黒です。ww



日本の「和」の心、日本企業asics、そりゃぁ、人気出ますよ!!

それに山形県民としては大好物の鯉の甘煮もあるし、鯉は外せなかったのです。(笑)

GEL-LYTE IIIの中でもこの美しさはトップクラスですね!!

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