ヤバいっ!!
って聞いていました。
2024年に周年の前の3部作があって、その後に・・・、とも。
あぁ、それがコレなんですね!!
【GEL-LYTE ∞】#036
型別注(ちょっと古い表現)じゃないですかっ!!
GEL-LYTE IIIの周年に、GEL-LYTE IIIとVを合わせて、VIIIではなく、8を横にして∞という限りない未来を描いた「作品」に仕上がっています。
そして、読みは、
ムゲン
です。
ムゲン むげん 無限
カラーパレットは25周年の"TRICO"が採用されています。
「TRICOに虜」だよ。
ちょっとだけ、"TRICO"の復習をしようか。
GEL-LYTE III "TRICO"

2015年1月23日のasics TIGER復活のニュースから始まり、GEL-LYTE IIIの25周年祭はmita sneakersから始まりました。全世界1990足限定と言われ各キーアカウントに振り分けられるも、日本での発売数はめちゃめちゃ少なかったです。ちなみに周年祭にはンコも参加しましたが、「白」歴史として現在では無かったことになっています。
GEL-LYTE V "TRICO"

翌、2016年1月23日には"TRICO"なGEL-LYTE Vがリリースされました。この"TRICO"には素敵なストーリーが隠されています。GEL-LYTE III "TRICO" は欲しくてもゲッチュー出来ない人が続出した曰くつきのモデルでもあるんです。「本来ならば多くの人達に履いて欲しい」そんな思いを抱いた国井さんが考えたことは、モデルは変わるけど、同じコンセプトのカラーリングで数量を多く用意して、素材感はキープしつつもコストを下げてなるべく買いやすい価格の設定にするということ。なので、GEL-LYTE Vで「虜」になった人は多くいると思われ。
GEL-KAYANO TRAINER "TRICO" & GEL-KAYANO 25 "TRICO"


「TRICOに虜」二度あることは三度あるわけで、2018年10月6日、asics原宿フラッグシップストアのオープン1周年とGEL-KAYANOの25周年を記念して、スポーツスタイルとランニングシューズの2型で「TRICOに虜」が登場しました。
GEL-LYTE III OG "TRICO 2020"

2020年1月23日にGEL-LYTE IIIの30周年と東京五輪をフューチャーした新「TRICOに虜」がリリース。発売日がしっかり1月23日になっているのが凄い。もっと凄いのはmitaの国井さんとGEL-LYTE IIIのデザイナーの三ツ井さん、二人の「シゲユキ」の協働だってこと。日の丸なつま先が先ず目を引くけど、スゲーのはスプリットタンに止水ジップを付けちゃうという魔改造だぜ。
GEL-LYTE III OG "TRICO 2024"
2024年に入って、2025年のGEL-LYTE III 35周年関連がざわつき始めました。mita sneakersではなく、国井さんの「東京改」からGEL-LYTE IIIを出して、翌2025年の35周年へ弾みを付けるという流れ。「東京改」のGEL-LYTE IIIは3足が用意され、その第一弾がパリ五輪イメージの"TRICO 2024"です。 "TRICO 2020"のつま先を青に変えて、フレンチな"TRICO"になっています。
わかりーた??
歴代の"TRICO"が上手くミックスされています。
このシューズについての国井さんの想いはこちらの動画をどうぞ。
アッパーとボトムはGEL-LYTE Vのイメージを引き継ぎつつ、
"TRICO 2020"、"TRICO 2024"の止水ジップ付きのスプリットタンに
GEL-LYTE Vのインナーブーティーが組み込まれています。
この感じを国井さんは「年輪」と表現されています。
タンとタンの合体だから、厚さの調整はかなり大変だったと思います。パチパチかなぁと思ったけど、全くそんなことはなく、快適なフィット感です。
ベースがGEL-LYTE Vなので、いつものマイサイズでオーダーして大正解でした。
サイドにモデル名が大きく入り、
アシックスストライプスはインサイドとアウトサイドで変わっているのはお馴染みとして、インサイドは"TRICO 2024"なパターンが採用されています。
シューレースは2015年当時の流行であるロープレースが2色付いてきます。
シッポもバッチリ。インナーブーティーに赤のアクセントが入っているのも過去のモデルから受け継がれています。
GEL-LITE IIIなヒール部分、もちろんバッチリ光りますぜ。
35周年とは言え、派手なお祝い企画は無いみたいです。いくつかのキーアカウントでスペシャルモデルはあるかも知れませんが。
でもさ、こんなお祝いモデルは他には真似出来ないぜ。
開発に3年かかったと聞いています。「東京改」の3足に並行して、この2025年のスペシャルモデルが開発されたと思うと、壮大な仕掛けに驚いてしまいます。
これぞ、国井栄之の凄さ、なんですよ。