2016/09/11

さよならポイントゲッター

かつて人だった頃、バスケに夢中な青春を過ごしていました。

80年代はどちらかというと、asicsの方が多かったかなぁ。

もちろんNIKEやadidasを履いている人はいっぱいいたけど、正統派はやっぱりasicsなのでした。

その当時から今でも変わらずあるのが、FABRE JAPANとFABRE POINT GETTERです。

もう30年以上も前のバッシュなので、今のバッシュと比べることは機能的にはナンセンス。

でも、そこには信頼という築き上げた絶対的なモノがあるんです。

最近耳にした話で、ついに最高峰を誇ったモデルが終焉を迎えるという・・・。

よぉし、わかった!!

走らない・飛ばない・泳がない僕だけど、やっぱりもっかい履きたいと思ってね。

【FABRE POINT GETTER L】

カンガルーレザーの最高級品、もちろんニッポン謹製だぜ。

小僧どもには、山王工業のシューズだって言えばわかるな、うん??

小坊主だって


丸ゴリだって


松本だって履いている。

山王工業のモデルは能代工業だってのはわかってるよね。最近ではNIKEのイメージがあるかも知れないけど、その頃の能代はasicsだったんだぜ。なので井上雄彦は忠実にそのイメージを山王に落とし込んでいるわけ。

あっ、僕、最後の試合は能代工業だったよ。90点差のゲームだったし、思い出作りでコートに上がったけど、50点目を外したよ。うん、僕は緊張しぃの小心者だったからね。(笑)

40代以上のバスケ部は、きっとPOINT GETTERには強い憧れがあるハズ。

メチャメチャ高いし、ね。

実にオーソドックスでクラシカルなシルエットです。

シューレースホールだって普通。

通気性もイマイチかな。

でも、良いのよ!!

アウトソールがね、やっぱり特別でね。

この黒塗りされた溝が見えると、今でもドキドキするなぁ。

80年代の後半にはCOURT LEADERというモデルに同じパターンのソールが使われたけど、溝が黒塗りされているのは、POINT GETTERだけの特権。


そうそう、アウトソールを見ただけでサイズがわかるんだ。

ソールには当時のブランドのasics TIGERが入っています。今のasics TIGERじゃないぜ。

ソールは擦り減ってもリペアが出来るってのもニッポン謹製だからこそ。

ここはホントは"TIGER"の刺繍だったんだけどね・・・。

時代だ、しょうがねぇ。

ガチンコで欲しいのはパープルラインのSなのよね。

もうほとんど無いと思うわ。田舎のスポーツ店には眠ってるかも。。。

"TIGER"はさておき、次はSを探します。

長い間、お疲れ様でした。

完全に枯渇するまで、もう少しだけ楽しませてくださいね!!

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