80年代後半から90年代前半は、僕のスニの価値観が固まった時代なのかも知れない。
何と言うか、すごく眩しくて、すごくドキドキして、
今で言ったら確実にクラシックなんだろうけど、テクノロジーが「見える」様にわかりやすくなって、
その溶け込み具合のバランスが絶妙なんだよ。
そんな時代の逸足が久々に復刻しました。
【AIR TECH CHALLENGE II QS】#081
2014年のんと比べると、今回のんは、ヴィンテージ加工というか、ちょっと味付けがされています。
ピンピンのんも良いけど、
この手のクラシック系は少しヤれた感じの方が履きやすいね。
僕にとっては90sクラシックなんだけど、童貞や小僧共は「蟹江西」の「簡単 弐」のボトムに流用されたモデルと覚えていたら良いよ。
まぁ、型あったからな。
Andreのテニス革命みたいな動きに呼応した様な、Tinkerおじさんが生み出した傑作ですよ。
先ずは、この3/4カットの妙。
このトップの高さがもうマジで大好き。AIR JORDANのIIIから始まって、AIR FLIGHT LOもそうだし、美しいわぁ。。。
プラパーツ使いがテクノロジーの「見える」ことの1つだし、
VisibleなAIRも「見える」ポイントだよね。
POPなカラー使いは1990年当時は斬新だったんだよ。
僕はテニスは全然わからないけど、Andreのウエアは派手で、そのアグレッシヴなプレイの凄さだけはわかります。
2016年のんもカッコ良かったし、デザイン、ベースの良さが30年以上経つのに今でも通じるってのが逸足の証明。
このヒールのね、NIKE✔AIRの刺繍。今でもキューン♥ってなる。イケてる「舶来品」(笑)な雰囲気を感じさせるっていうか、ね。
ぶっちゃけ言うとね、1991年のAIR TECH CHALLENGEの方が好きなんだけど、
1990年で言うところのAIR MAX IIIと似た様な蛍光ピンクなコレはやっぱり外せない。
Ifが無いのはわかっているけれど、
あの頃に戻りたいよ。
でも、
1990年の11月16日だけはイヤかな。
ママの命日なんだ。
よく忘れちゃうけど、今日少しだけ外に出たら、あの日と同じ良いお天気だったよ。
AIR JORDAN Vにハァハァしていたあなたの息子は、今でも変わらずスニーカーにハァハァしていますよ。(笑)