2024/11/16

ROCK N' ROLL TENNIS 前夜3


80年代後半から90年代前半は、僕のスニの価値観が固まった時代なのかも知れない。

何と言うか、すごく眩しくて、すごくドキドキして、

今で言ったら確実にクラシックなんだろうけど、テクノロジーが「見える」様にわかりやすくなって、

その溶け込み具合のバランスが絶妙なんだよ。

そんな時代の逸足が久々に復刻しました。

【AIR TECH CHALLENGE II QS】#081


2014年のんと比べると、今回のんは、ヴィンテージ加工というか、ちょっと味付けがされています。


ピンピンのんも良いけど、

この手のクラシック系は少しヤれた感じの方が履きやすいね。

僕にとっては90sクラシックなんだけど、童貞や小僧共は「蟹江西」の「簡単 弐」のボトムに流用されたモデルと覚えていたら良いよ。


まぁ、型あったからな。

Andreのテニス革命みたいな動きに呼応した様な、Tinkerおじさんが生み出した傑作ですよ。

先ずは、この3/4カットの妙。

このトップの高さがもうマジで大好き。AIR JORDANのIIIから始まって、AIR FLIGHT LOもそうだし、美しいわぁ。。。

プラパーツ使いがテクノロジーの「見える」ことの1つだし、

VisibleなAIRも「見える」ポイントだよね。

POPなカラー使いは1990年当時は斬新だったんだよ。

僕はテニスは全然わからないけど、Andreのウエアは派手で、そのアグレッシヴなプレイの凄さだけはわかります。



2016年のんもカッコ良かったし、デザイン、ベースの良さが30年以上経つのに今でも通じるってのが逸足の証明。

このヒールのね、NIKE✔AIRの刺繍。今でもキューン♥ってなる。イケてる「舶来品」(笑)な雰囲気を感じさせるっていうか、ね。



ぶっちゃけ言うとね、1991年のAIR TECH CHALLENGEの方が好きなんだけど、

1990年で言うところのAIR MAX IIIと似た様な蛍光ピンクなコレはやっぱり外せない。

Ifが無いのはわかっているけれど、

あの頃に戻りたいよ。

でも、

1990年の11月16日だけはイヤかな。

ママの命日なんだ。

よく忘れちゃうけど、今日少しだけ外に出たら、あの日と同じ良いお天気だったよ。

AIR JORDAN Vにハァハァしていたあなたの息子は、今でも変わらずスニーカーにハァハァしていますよ。(笑)