2021/12/04

2021年のAIR MAX

AIR MAXと言えば、NIKEの脈々と続くランニングシューズの至宝でありますが、

姿こそランニングシューズ然としているけど、今はカジュアルシューズなんだよね。

1987年のAIR MAXから始まり、

AIRの容量はどんどん増えていって、


1995年には前足部も「見える」様になりましたね。

1997年にはミッドソールのほとんどをAIRでぐるり化に成功。

2006年にはミッドソールからフォーム素材を排除したAIR MAX 360が登場、ある種の到達点に至ったわけです。


この360 AIRは結局フォーム素材を復活させることで2009年に更に進化をします。

僕が考えるに「ランニング」シューズとしてのAIR MAXはこの段階でほぼ完成した、と言えるでしょう。

2017年にリリースされたVAPORMAXはもうボトムがまんまAIRソールじゃーん!ですよね。

でもね、VAPORMAXは「カジュアルシューズ」なんです。

1987年から22年を掛けて2009年に完成したAIRユニットは、


その後にマイナーチェンジはありながらも2018年位までほとんど変わらなかったわけで。2009年ヴァージョンの完成度は高かったと言えるでしょう。

NIKEの使命として完全AIRソールに向けた旅は、2017年にスポーツ用途というよりかは、見た目重視のコンフォートテクノロジーとして帰着したのです。

VAPORMAXとは別な基軸として、カジュアルシューズとしてのAIR MAXは、

270、

720と盛り盛りなカジュアルシューズでMAX AIRをアピールし、

PRE-DAYに至ってはクラシカルなアッパーとヒールのMAX AIRに回帰しました。

んで、

2021年を冠したAIR MAXが登場です。

【AIR MAX 2021】#109


僕が感じたのは、PRE-DAYを更に大げさにした雰囲気だなぁって。


アッパーはクラシカルな要素もありつつ、今風なアレンジが施されています。


前足部のミッドソールに厚みを持たせ、

ボトムぐるりのパターンから、やっぱりAIRはヒールユニットだよねーって感じ。

PRE-DAYのんよりも容量は盛り盛りになっていますね。

AIR MAX 95の様なAIRの見せ方をしています。

ヒール部分はAIR MAX 95の復刻版以降の様なアレンジ、つまりは、突き出ていないんだけど、

サイドに至ってはニュって出てますよ。


全体のシルエットはボテッとしていてけっこうボリューミーです。

デザインとしては、2017年頃からのトレンドを引き継いでいるっぽく見えます。

カジュアルシューズは厚底なのか・・・。

さぁ、次のゲームチェンジャーはいつ出て来るのかなぁ??

0 件のコメント:

コメントを投稿