AIR MAXと言えば、NIKEの脈々と続くランニングシューズの至宝でありますが、
姿こそランニングシューズ然としているけど、今はカジュアルシューズなんだよね。
1987年のAIR MAXから始まり、
AIRの容量はどんどん増えていって、
1995年には前足部も「見える」様になりましたね。
1997年にはミッドソールのほとんどをAIRでぐるり化に成功。
2006年にはミッドソールからフォーム素材を排除したAIR MAX 360が登場、ある種の到達点に至ったわけです。
この360 AIRは結局フォーム素材を復活させることで2009年に更に進化をします。
僕が考えるに「ランニング」シューズとしてのAIR MAXはこの段階でほぼ完成した、と言えるでしょう。
2017年にリリースされたVAPORMAXはもうボトムがまんまAIRソールじゃーん!ですよね。
でもね、VAPORMAXは「カジュアルシューズ」なんです。
1987年から22年を掛けて2009年に完成したAIRユニットは、
その後にマイナーチェンジはありながらも2018年位までほとんど変わらなかったわけで。2009年ヴァージョンの完成度は高かったと言えるでしょう。
NIKEの使命として完全AIRソールに向けた旅は、2017年にスポーツ用途というよりかは、見た目重視のコンフォートテクノロジーとして帰着したのです。
VAPORMAXとは別な基軸として、カジュアルシューズとしてのAIR MAXは、
270、
720と盛り盛りなカジュアルシューズでMAX AIRをアピールし、
PRE-DAYに至ってはクラシカルなアッパーとヒールのMAX AIRに回帰しました。
んで、
2021年を冠したAIR MAXが登場です。
【AIR MAX 2021】#109
僕が感じたのは、PRE-DAYを更に大げさにした雰囲気だなぁって。
アッパーはクラシカルな要素もありつつ、今風なアレンジが施されています。
前足部のミッドソールに厚みを持たせ、
ボトムぐるりのパターンから、やっぱりAIRはヒールユニットだよねーって感じ。
PRE-DAYのんよりも容量は盛り盛りになっていますね。
AIR MAX 95の様なAIRの見せ方をしています。
ヒール部分はAIR MAX 95の復刻版以降の様なアレンジ、つまりは、突き出ていないんだけど、
サイドに至ってはニュって出てますよ。
全体のシルエットはボテッとしていてけっこうボリューミーです。
デザインとしては、2017年頃からのトレンドを引き継いでいるっぽく見えます。
カジュアルシューズは厚底なのか・・・。
さぁ、次のゲームチェンジャーはいつ出て来るのかなぁ??
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