2021/07/17

35周年のαGEL

1986年から数えて35年の2021年。

asicsがαGELを採用したのが1986年。


日本向けのシューズはFREAKS α、

海外向けのシューズはGT-II。

そのGT-IIが久々にリリースされました。

【GT-II】#069

童貞の中にはαGELがasics独自開発と思っているかも知れないけど、それは違うのよ。

素材を開発したのはタイカという会社。

はーい、ここから何本か動画を見て貰いまーす。




わかりましたかー??

凄いですねー!!

asicsはこの素材を色々と工夫をしながらシューズに搭載していったわけですね。

その工夫については5年前の30周年の時の動画に学びましょう。

様々な分野、商品にαGELは使われていますが、わかりやすい好例がasicsのシューズってわけ。

さて、その海外向けのGT-IIが35周年の2021年に再リリースです。

中の人に聞いた話ではボトムはけっこうな再現度、アッパーは今のサステナブルな素材も使ってるってことです。

なので"OG"ではありません。ありませんが、当時のオリジナルカラーを意識しています。

asics公式ではあっさりなキャプションだけど、
GT-II (ジーティーツー)
GT-IIは、1982年に欧米市場に向けたランニング)カテゴリーの最上位機種として登場した「X-CALIBER GT (エクスカリバージーティー)」のアップグレードモデルとして、1986年にリリースされました。GELテクノロジーを日本国外に流通させる最初のシューズとなったことから、今日のパフォーマンスのマイルストーンとなっています。
登場から35周年を記念して、オリジナルシェイプを採用し復刻します。原点を忠実に守ったデザインで、オリジナルのアウターソール、外付け型ヒールカウンター、かかと部下のGELテクノロジーを特徴としています。

 

最近、クルクル技に磨きがかかっているみんな大好きカツさんのキャプションの熱量はハンパないっす(カツさんのInstagramより拝借しました!)。
GT-II
今となってはasicsの代名詞的なテクノロジー素材と言ってもいいくらい、数えきれないほど多くのsportsシューズやlifestyleシューズに搭載されている衝撃緩衝材 : GEL(ゲル)だけど、最初に衝撃緩衝材GELをシューズに実装したのは1986年で、今年はそれから35周年になる。ゲルのアニバーサリーイヤーにきってもきれないのはその1986年にアメリカ市場向けに開発され、GELを初搭載したこのGT-II(ジー・ティー・ツー)というモデルだ。
GT-IIの名前の由来は、ランニングシューズをクルマに喩えて言うところの、快適かつ高速での長距離走行に適したモデル=グラン・ツーリズモになぞらえて名付けられたものとも言われる、アメリカ市場でロングセラーとなった80年代初期の長距離ランニングシューズの名作 : エクスカリバーGTから “GT” の称号を受け継ぐ2代目モデルとして誕生したところからとか。
アメリカで高い支持を得たモデルの後継モデルとして大きな期待を背負いつつ、GTとしてのランの快適さをさらに高いステージに到達させるべく搭載されたのは、前作のクッシュホールコンストラクションから大きく進化を遂げた新素材GELを採用したクッショニングシステム。その後今にいたるまで、特に90年代から2000年代にかけてGEL-KAYANOシリーズなどGELを搭載した様々なasicsの王道的ランニングシューズを誰よりも評価し、日常的に生活に取り入れ、愛したのはアメリカ人だったし、それはpowerfulなアメリカ人の体型をサポートするのにこのGT-IIから始まったGELとの相性がとてもよかったからなのかもしれない。
GT-IIは数あるGEL搭載モデルの中でも、際立って80sのmidレトロらしい顔と癖のないオーセンティックなスタイルを合わせ持っているモデルだと思う。
そして当時の広告を見てもそうだし、僕らが思っていた以上に生まれも育ちもアメリカンなジョガーだったんだと思う。
GT-IIについてはもう十分わかったでしょ??

Wan&Co.氏のご好意でマジなオリジナルのGT-IIと比べっこが出来ましたよ!!

OGをさりげなく持っているWan&Co.氏、ヤバ過ぎ。(笑)

オリジナルの雰囲気、風格ありますねー。



アシックスストライプ、オリジナルは光沢あり。1980年代のasicsシューズではこういうキラキラ仕様はよく見られました。


むぅ。ストライプのカーブも違うねー。

うわぁ、タンラベルとヒールロゴ、グッ!と来るわ。古いasics好きとしてはこの部分はタマランチ会長!なんです。


シェイプだとか素材とかは違うよ、うん。



あぁ、アウトソールのパターンは違うんだなぁ・・・。


そっか。。。

以前リリースされた時よりも値段下がってるんだぜ。そこは企業努力と認めてあげようじゃないか!!

ミッドソールの内側、色が付いているでしょ。本来、色付きとそうじゃない部分は硬さが違うんだよね。mita栗鼠はちゃんと硬度が違ってたヴァージョンでリリースされた最後のモデルです。それ以降のんはなんちゃって仕様にデチューンされています。今回のんもそこはデチューンね。しょーがねー。



オリジナルカラーは白ベースだし、いわゆる、いなたい、雰囲気なのは否めません。

ただ、素材やカラーを考えるとかなり印象が変わります。そういう意味では「素材」としては抜群なアーカイヴだと思います。






ちょっと汚れた方がカッコイーかも。

いつか、"OG"としての復活を希望します。

asics、出来る子、でしょ!!(笑)

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