Holstの組曲『惑星』の中でとりわけ有名なのは、
『木星』だと思うのね。
その『木星』の原題は、
"Jupiter, the Bringer of Jollity"
で、『快楽をもたらす者』なんだそう。
今回紹介するスニはBILLY'S ENTの5周年で企画されたモノで、"5"をキーワードとしています。
【GEL-KAYANO 5 OG】#141
◆BILLY'S ENTの5周年
◆GEL-KAYANOの5代目
◆太陽系第5惑星の木星
ということで、モデルとデザインモチーフがセレクトされています。
アッパーのピンクのグラデーションは
ベージュとの組み合わせで見事に木星を表現しています。
さりげなくアシンメトリーな配色はネイビーとオレンジが利いていて、
アウトサイド)
インサイド)
それはシューレースチップもそうで、
当時のオリジナルボックスを模したネイビーとオレンジの配色を、初めてのコラボレーションとなるasicsに対する敬意として採用したんじゃないかって、僕にはそう思えて仕方がありません。
BILLY'S ENTの奥ゆかしさなのか、asicsがそれを許さなかったのかはわからないけど、
このシューズにはBILLY'S ENTのロゴはどこにも見当たりません。
唯一、インソールにキーワードが描かれているだけです。
様々な文字で"5"を表現していますが、日本語の読みである「ご」を"GO"と書くことで、これから先の未来に「進む・Go」とも読み取れますね!!
BILLY'S ENTのロゴが無いのは正解かも。
どこがどう手掛けようと、手に取って履いてみたいと思わせる様なシューズがシレッと店頭にある、そういうのって良いよね。
BILLY'S ENTはアーベェーツェーの業態の1つだし、アーベェーツェーは量販店なのだから、そのシューズにまつわるストーリーは要らないんだもん。あっ、"The Essence of Tokyo"ってのはどうかと思うけど。。。
ストーリーにこだわるのは、僕みたいな変態だけですよ。(笑)
僕の想像もたっぷり入っているけど、このGEL-KAYANO 5 OGは美しいコンセプトのシューズです。
ボックスを開けて、わぁ!と声が出るシューズはホントに少ないもん。
やっぱり、
「快楽をもたらす」逸足
だね!!
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