今、スニーカー界を取り巻くキーワードの1つとして、
「'90年代」
というのがあります。
スニーカーのある意味、ビッグバン的な時代とも言えるだろうねー。
コレも100パー万人ウケはしないけど、'90年代を象徴する機能を携えたモデルです。
【NIKE AIR COMMAND FORCE】
David "The Admiral" Robinsonが履いたモデルです。
Davidは、NAVYを経てSan Antonioでプレイし、Dream Teamのメンバーでもあった名プレイヤーです。
オーソドックスなレザーのアッパーに
プラパーツを使う作りは正に'90s!!
AIR COMMAND FORCEの1番の特徴はココ、このポッコリです。
'80年代から始まるクッショニング競争は、'90年代に差し掛かると更にフィッティング競争を加えて、スニーカーがスポーツシューズ足る様々な機能をガンガンに追いかけて行くことになります。
1987年、NIKEはそのクッショニング機能"AIR"を可視化させ、クッショニング競争のリードを図ります。
1989年、それは新しいフィッティングテクノロジーの夜明けの年と言っても過言ではありません。
次の新しい時代、'90年代の幕開けに相応しい舞台を用意してくれました。
NIKEはAIR PRESSUREをリリースします。
ベルトだけではなく、専用のキットで空気を入れ、足首周りを固定させる機能があります。
こんな感じでバッグが入ってたんですね。
しかし、同じ年、付属物を用いず、タンにあるPUMPで空気を送り込み、スマートに足をフィットさせるエポックメイキングなシューズがReebokから誕生しました。
THE PUMPです。
このアイデアはNIKEも取り入れ、AIR COMMAND FORCEに搭載させました。
ココをプシュプシュすることで空気を送り込み、
この黒い部分を押して、空気をリリースさせる。そんなメカニズムです。
空気はこの小さい穴から取り入れる様ですね。
このPUMP的なギミックは、Reebokが大成功をおさめた反面、
NIKEは次モデルのAIR FORCE 180 HIGH以降搭載されることはなく、
L.A.GEARもTHE REGULATORで似た様なモデルを出すも、
やっぱりReebokには勝てませんでした。
AIR COMMAND FORCEはReebokに負けたとは言え、NIKEの歴史に残る名品には違いありません。
AIR COMMAND FORCEの魅力はそのPUMP機能だけでなく、そのカラーリングにもあります。
'90年代的なハイライトカラー。
白ベースのシンプルなモデルに映えるその絶妙な配分。
足裏から魅せることも忘れていません。
やっぱり'90sのモデルはその雰囲気も纏いながら味わうのがポイントです。
当時、Davidがやっていたソックスの履き方を真似てみてはどうでしょう?(笑)
↑
おぉ、懐かしいですねー、AIR FORCE IIIです。
Davidが履いてたシューズって名品が多いんですよー。
AIR FORCE STSとか、
AIR FORCE Vとか。
超復刻希望です!!
あっ、
ソックスの話題でしたね。
AIR COMMAND FORCEでもドーナッツ履きしてますよぉ!!
ソックス2枚履き、これからの冬には丁度良いかもね。ww
そう言えば、
もう1つのオリジナルカラーのコレ。
50足限定だって。。。
50足のんは無理でも、ぜひこのバッシュで'90年代を体感して欲しいなぁ。
ナイスなヒップ、してますよ。
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