"THE SNEAKER HANDBOOK"、1992年に出版されたバイブルの一つです。
HF、高城剛、関村大師匠が関わっているスニ本黎明期の傑作です。
僕はこのムック本がその後の"SHOES MASTER"に繋がっていると思っています。
さて、
表紙の通り、AIR JORDAN VIIIがトピックスになっています。インターネットが無い時代は、雑誌やムック本が情報源でね。キレイな写真で見るAIR JORDAN VIIIに(*´Д`)ハァハァしたっけ。
1993年のSSとしてAIR JORDAN VIIIが紹介されていて、いわゆるスクープ的な扱いね。出版段階での現役AIR JORDANはVIIの通称"CARDINAL"が大きく紹介されています。
【AIR JORDAN VII RETRO】#089
"CARDINAL"はAIR JORDAN VIIの5番目のモデルなんだけど、オリンピックで金メダルを獲得したから、その記念のカラーだとか言われてたなぁ。僕は違うと思ってるけどね。
白ボディに黒ボトムは、AIR JORDAN Vを彷彿させるカラーパターン。
実際にMJが履いているのを見ると、超カッコイー!!
ニュアンスのある素材使いで、白単色だけどちゃーんと表情があるでしょ。
"CARDINAL"ってのは、赤系の色でもあるし、イリノイ州(シカゴがあるよ)の州鳥なんだってね。
アンクルのJUMPMANとかヒールループの色が「あの」AIR CHECKっぽく見えちゃうのは僕が変態だからです。
AIR JORDAN VIIの共通項は「見せる・魅せる」アウトソールカラー。
いやぁ、マジで美色だわー!!
VIIの全体的な評価はオリンピックモデルがずば抜けて、「VIIと言えばオリンピック」ってなっているのがちょっと悔しい。
実際にその通りだし、当時のムック本でもそう扱われているわけで。
でも、ちょっと悔しい。
VIIはオリンピックモデルだけじゃないんだよ、美しいカラーリングとシェイプなので「箱推し」が正解なんだよ、と僕は強く言いたいっ!!(笑)
まぁ、良いや。
みんながそう言うし、やっぱりVIIのダントツ人気はオリンピックモデルってのに異論は無ぇっす。
んで、
【AIR JORDAN】
オリンピックモデルのオリジナルです。
色の鮮やかさは失われているけれど、美しいシェイプは健在。
アウトソールは粉吹いちゃってるわ。
あぁ、あれから30年経っているんだなぁ。。。
当時のAIR JORDAN VIIのプロパー価格は21,000円。当時の消費税は3%だから、総額で21,630円。
前作のAIR JORDAN VIのプロパー価格が19,800円(総額20,394円)だから、少しだけ高くなったなの印象でした。
オリンピックモデルだけは別格でね。プロパーは変わらないけど、そもそも定価で買える機会がほとんどありませんでした。発売前から予約完売だったから、おそらく店頭に並ぶことはほとんど無かったんじゃないかなぁ。。。
"CARDINAL"なんて、ダイクマでも売ってたし。(笑)
なので、僕は初めてプレ値でゲッチューしたよ。35,000円くらいだったかなぁ。大阪のショップで通販。新幹線代往復を考えたら安いくらいだと当時は思いましたよ。
フットロッカーで$130だって。当時のレートは$1 ≒ 126.6513円だから、約16,465円。日本のプロパー価格高ぇ!!(笑)
今回復刻した"CARDINAL"の総額プロパー価格は22,550円、税抜で20,500円。1992年よりも500円安くなってるじゃん。(笑)
オリンピックモデルのタンはグラフィック無しのプレーンなモノに変更されています。
これはオリンピックモデルの次のカラーに当たる"CARDINAL"も踏襲されています。
ヒールのナンバリングはUSAチームのモノに変更されています。(*´Д`)ハァハァ
ナンバリングと言えば・・・、AIR JORDANにナンバリングが入ったのはVIIからなんだよ。それ以前に"23"が入っているのはPEだったり、限定モデルに限られてるし。VII以降はどこかに必ず"23"がデザインされています。
30周年のAIR JORDAN VII、30年経っても、僕のAIR JORDANに対する情熱は冷めていません。ん??ちょっとだけヌルくなったかも。かもだけど、30年後にVIIの要素を受け継ぐXXXVIIを体験出来ているのはすごく幸せです。
若い世代にAIR JORDAN VIIがどう映っているか、正直わからないけど、
とにかく、言いたいことは、
AIR JORDAN最高ーっ!!
って言ってくれる若い人達が増えたら良いなぁって。
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