2021/02/21

The Discman

DISCMANと言えば、"It's a SONY"なんですが、今回は違うお話。

Cedric CeballosというNBA選手をご存知ですか??

通称、"Hocus Pocus(でたらめ・いんちき)"と呼ばれたブラインドダンクで有名になりました。

1992年、このコンテストで優勝した時にCedricが履いていたのはNIKE AIR BOUNDでした。

この後直ぐに接触してきたPUMAとCedricはNIKEの約6倍という契約を結びます。

当時のPUMAはバスケットボールカテゴリーの看板選手を欲していて、画期的な新システムを持つシューズのキャラクターとしてCedricを選んだのです。

翌年の1993年のスラムダンクコンテストではそのPUMAの新システムを履いて出場しています。

結果的にディフェンディングチャンピオンだったCedricは連覇に失敗します。

その結果に結びつくように1993年当時のPUMAは破産の危機に瀕しており、Cedricは1994年に古巣のNIKEに戻ることになるのです。

野崎大師匠、修正・補足があったらぜひお願いします!!

約2年という短い期間ではありますが、PUMAの"The Discman"が履いていたシューズが初復刻です!!

【DISC SYSTEM WEAPON OG】#016


今回の復刻に当たって、野崎大師匠が持っていたオリジナルの右足をドイツ本社に送ったとのことです。

野崎大師匠が居なかったら、僕は今回童貞を捨てることは出来なかったでしょう。

オリジナル発売当時はPUMAの日本代理店はコサ・リーベルマンで、23,000円というプライスタグが付いていました。AIR JORDAN 8が21,000円だったので如何にハイエンドなバッシュだったかよくわかるでしょう。

1993年〜1994年と言えば、僕は大学生。スニはNIKEで精一杯の頃だったから、興味はあっても手を出せなかったんです。

今回の復刻は税込み39,600円!!

時代だ、しょうがねぇ。

値段のインパクトからか、応募数は伸びなかった様ですが・・・。(笑)

諭吉スクワッド完全消滅ですが、これはロマンなんです。2021年の、DISC SYSTEM30周年にWEAPONを履けるという意味は途轍もなく大きいのであります!!!

同じタイミングで元祖ブラインドダンクのDeeが履いたReebokが復刻されたのもトピックス的に面白いですねー。

超ボリューミーなシルエット。

試し履きした時にね、カチカチとDISCを回してね、締めるわけですよ。


キッチリと足がロックされますよ。

有機的な見た目のDISC部分、某Cyberdyne Systems Model 101 Series 800 Version 2.4の影響を受けているのではという都市伝説がありますが、中身は最新のDISCにアップデートされているそうです。

Q大師匠が関わった名ムック本にも当時のWEAPONが載っています。サイドのプラパーツはもう少し薄い色の様に見えますね。




アッパーのDISCに目が行きがちだけど、ボトムも手抜かりは無いぜ。

モールデッドEVAのミッドソールに、クッションはTRINOMICだぁー!!


重さはしっかりある。それが逆に心地よく感じるのよ。

誰にも彼にもオススメ出来るシューズでは無いけど、90年代初頭のデコラティヴな雰囲気と被らないという点では超強力だと思います。

ホイホイ買えるレベルじゃないけど・・・、

ブラックベース出ないかなぁ・・・。(笑)

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