2017/06/09

NDESTRUKT



ラジオ講座の時間です。

今日勉強するのは、

【AIR SHAKE NDESTRUKT】#103


です。

テキストの34ページを開いてください。


デザイナーは若き日のEric師匠。まだ髪の毛がありますね。(笑)


ポン日記ですもん。このSHAKE NDESTRUKTがDennisのシューズだよ、では終わりません。


キーは"NDESTRUKT"です。変態のみなさんは読めますね。


そうです。「インデストラクト」です。

"N"から始まるのに、「イ」なの??

こういうのはNIKEの言葉遊びの一例なんでしょう。

語源は"indestructible"、「破壊出来ない、不滅の」という意味、と思われます。

このSHAKE NDESTRUKTはNIKEの"NDESTRUKT"シリーズの1モデルとなります。


全てはAIR NDSTRUKTから始まりました。






AIR RAIDから続くアウトドアバスケットボール用のシューズです。


アスファルト上でもタフに機能すべく、丈夫な作りとアウトソールがポイントです。




その流れを組むのが、AIR SHAKE NDSTRUKTなんですね。


Dennisのシューズがアウトドア用のNDSTRUKTシリーズなのは、彼のタフなイメージだったり、ストリートを思わせるパフォーマンスからでしょう。

AIR WORM NDSTRUKTはコート上で見られることはありませんでしたが、Dennisらしいデザインでした。


他にもバッシュ系では、

AIR ROLE NDESTRUKTや


AIR RATTLE NDSTRUKT等もありましたが、


バスケットカテゴリーだけではなく、ランニングのAIR MAD MAXや


テニスのAIR RESISTANCEも"NDSTRUKT"シリーズで、タフネスが共通の機能でした。


Eric師匠によると、SHAKEのデザインは毒ヘビがモチーフとのこと。


ヒールのデザインもバスケットリングにも見えるし、毒ヘビにも見えちゃう。


オフセットされたシューレースホールなど、足を包み込む構造は正にヘビが絡みつく様にも見えますね。




足を組めない僕にとっては太腿の上でシューレースを結べるという便利なモデルです。(笑)

内部はインナーをゴムでサポートしています。




AIRはビジブルタイプ。




"NDSTRUKT"の様な言葉遊び的なネーミングって、けっこうあるんですよ。

例えば、このAIR DVST8。


何と読むかわかりますか?

デヴァーステイトと読みます。"devastate"、「途方に暮れさせる、困惑させる、驚かす」という意味です。数字を使った略し方がカッコイーですね。

最近のAIR FORCE 1に"LV8"と付いているモデルがあるのはご存知ですか?

これも"elevate"、エレヴェイト、「高める、向上させる」と思われます。2007年の25周年の際にその作り方やカラーリングなどを向上させたAIR FORCE 1。なので、2007年以降のAIR FORCE 1には"07"と付くようになりました。それから年月を経て、更なる向上をすべく"LV8"と7から8へのレベルアップの意味もあるんではないかと、個人的には解釈しています。

NIKEは間違いなくスポーツ&フィットネスカンパニーです。

でも、ストリートに対する理解にも溢れています。

BRSを経てNIKEになってから45年。

僕と同い年。

おっさんだけど、色んな意味で柔軟に生きて行こうと思います。


今回はここまでとします。

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