僕は綿密に計画して行動するタイプではないので、
テレンテレンして、偶然に起こるであろう事を楽しんじゃう。
なので、今回のニューヨークも大まかな行きたいとこ、行かなくちゃいけないとこはピックアップしてたけど、たいていはその日の朝ごはんをモグモグしながら決めていました。
10月17日の月曜日、12時からSoHoの21Mに行く予定だったので、午前中はSoHoをテレンテレンしようと。
ホテルのあるUpper Westからは地下鉄に乗ろうと決意して(笑)、
ビビりながら、駅名を見逃すまいと乗っていたのね。
でも、
なぜか降りなきゃいけない駅はシレッといつの間にか通り過ぎ、って言うか、そのラインにその駅は無く・・・。(笑)
だいぶ遠く来てた様なので、イソイソと知らない駅に降り立ったのでありまーす。
まぁ、なんとかなるべと、駅を降りてね。
きっとこっちに行ったら駅あるだろうし、時間はたっぷりあるし、いざとなったらタクシー使えば良いやとテレテレお散歩することにしました。
しばらく歩いていると、段々と人が多くなってきて、みんななぜか右にある広場に行くみたい。
そうしたら、なんとその広場はあの9/11の現場だったんです。
ノープランで9/11 Memorialに着いちゃった・・・。
えっ!?えっ!?えっ!?
これが正直の気持ち、だったなぁ。
元々ビルが建っていた場所は、滝のようなプールになっていて、底は見えず、水の音が永遠の時間を物語っている様な気がしました。
プールの周りには犠牲になった方々の名前が掘られていて・・・。
それぞれのプールを1周ずつして。。。
なんとなく目を落としたその場所に日本人の名前を見つけて・・・。
周りの観光客は、やーいって記念写真を撮っていたりしたけど、僕はそんな気持ちにもなれず。
何と言うか、あの場所はギューッと胸が締め付けられる様な場所で、涙を堪えることが精一杯でした。というか、ちょっと泣いた。
ひょっとしたら日本人の名前があったとこは、全ての日本人犠牲者じゃないかも知れないけど、そっと合掌してきた。
呼ばれた様な気がした。
不思議な気持ちになった。
すごくいい天気でね。
あの場所の周りは新しいビルも建って、ミュージアムには長蛇の列だった。
2001年9月11日、水戸の部屋で電話をしながらテレビを見ていた僕。
阪神淡路大震災の時もそう思ったんだけど、メディアを通じて見たその画面はまるで映画の様だった。
それだけ現実離れした映像の数々。
縁あって、その現場に立った。
あの時の空の色は何色だったんだろう??
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