そして、KOBE６

Kobe最後のシグネチャーがリリースされました。

当初、Kobeが現役継続か引退かどうか微妙だったことから、Kobeのシグネチャーで行くか、Kobeを彷彿とさせるセカンドライン的なコレクションを立ち上げるか、NIKE側は揺れていた様ですね。

だからか、このシューズは当初、ZOOM BARCELONAというネーミングで関係者には紹介されていたとか、いないとか。（笑）

【KOBE XI ELITE LOW】


今回は最初からELITE仕様、FLYKNITアッパーです。


一見すると、そのデザインは前作とそんなに変わらない様な気がするんですが・・・。


そこはそれ、Kobeのシグネチャーモデルです。Ericがガチンコで取り組んでますよ！








KOBE XIのFLYKNITアッパーにはTPUの糸が編みこんであるのだそうです。

この白っぽく見えるとこね。


ピンポイントで補強することが出来ることから、軽さを保ちつつ強度をアップしてるんだって。

よーく見ると、つま先や中足部にTPUの糸が確認出来ます。


グラデーションになっているカラーリングもタマランチ会長！だね。

そして、ボトムパーツも今回のテクノロジーのキモですよ。


透けているでしょ。

KOBE XIは再びドロップイン式のミッドソールを採用しています。


ズポッと抜くとこんな感じ。


けっこうな厚みはLUNARLONだぜ。


前足部には切り込みが入っています。


後足部にはNIKE ZOOMが。


僕はもう走れないし、飛べないから、KOBE XIがどんなパフォーマンスを見せてくれるかはわからないけど、試し履きした感じは踵部分の沈み込みとか、クッションは凄いっすね。

ただ、ヒールのロック感はあまり感じなかったかな。

ヒールのデザインは前作の意匠を継続しつつも、カラーインスピレーションを受けたモノがデザイン化されています。


このファーストカラーの通称は"Achilles heel"。

ギリシア神話のアキレスとKobeのエピソードが表現されています。


左足はKobeがアキレス腱の手術を受けた時に4針縫ったことを意味しています。


右足は踵以外は不死身と言われたアキレスのグラフィックが入ります。




良いですねー、デザインに潜んだストーリー！！

Kobe自身は、この"Achilles heel"カラーをゲームで履いていませんね。KOBE XIのデビューはLAカラーでしたよ。




パープルからブラックにグラデーションするカラーリングがカッコイー☆です！！




今後のカラー展開が楽しみです！！

タンも薄すぎず、調度良い感じですね。


スウッシュにも見られたけど、ブラックマンバチックな模様がタンに見えますね。


1月10日からiDも始まるそうです。

シンプルながら機能満載のKOBE XI。


けっこうハマりそうです。（笑）