2013/12/15

AIR JORDAN再考186



このADは数ある中でも、最も美しいモノの1つだと僕は思っています。

MJの2回目のBACK 2 BACKを支えたモデルが復刻です!!

【AIR JORDAN 12 RETRO】

通称、"TAXI"と呼ばれていますが、それは"TAXI"という色を使っているから。

この辺が"TAXI"。


爆発的なヒットとなったAIR JORDAN 11の次のモデルですが、

当時のNIKEバブル崩壊直後にリリースされた、ストリート的には不運なモデルと言えます。

ネコもオッサンも履いていた始末、でしたね。(笑)

シュリンクレザーにペロンと外側と内側に補強が付くシンプルなアッパーです。

補強部分はちょっとリザードっぽいね。

アッパーに走るステッチは、

お隣さん達が大嫌いな旭日旗をモチーフにしていると言われています。

AIR JORDAN 12のデビューは、実はNBAのゲームではなく、横浜で開催されたNIKE HOOP HEROS TOURでした。

MJが初来日ということで様々なメディアで取り上げられ、MJはしっかりと「営業」していましたね。

正に「日出国」でのデビューだったのです。

ホントはね、オリジナルと比べっこしたいんだけど、またまた見つからない状況でして・・・。

持っているのか?

売ったのか?

捨てたのか?

それすらもわからないので、ちょっと教科書の写真で比べっこをしてみようと思います。

Dr. Gyohdanによると、外側の補強パーツのつま先にかけてのカーブが違うとのこと。

どれどれ??


ホントだっ!!

オリジナルの方が、弧を描いているのがわかります。復刻の方がちょっと直線的ですね。


別な角度からも見てみましょう。


ほほぉ。

オリジナルはJUMPMANのボールが若干内側に入っているのに対して、復刻はほぼ正面にありますね。

あっ、そうだ、彼曰く、ヒールのタグの所の"Q"のフォントが違うそうです。(笑)


"QUALITY..."の"Q"ね。(笑)


いやぁ、Gyohdan恐るべしっ!!

まぁ、復刻がオリジナルといろんな箇所が違うのはいつものことです。

素直に名作を愛でましょう。

さて、

AIR JORDANですから、MJのジャージーナンバーがあちこちに入ってるわけですが、AIR JORDAN 12では、ちょっと面白い表記があるんです。

"23"を"TWO 3"としてタンに刺繍されています。

後の高級ラインである"TWO 3"を彷彿させます。

どうも来年はこのラインが復活の噂が・・・、ゴニョゴニョ。。。

ヒールのミッドソール上にもジャージーナンバーが。

シューレースホールはアッパーに直接開けたタイプなんですが、上部にはゴールドのパーツにレースを通す仕組みになっています。

開発段階では、フック式だったというのは有名なお話。

パッと見ぃは11からの正常進化という印象です。


シューレースの太さは細くなったけど、丸紐だし、

"JUMPMAN"というワードも継続。

ヘリンボーンパターンのアウトソールやカーボンシャンクは引き継がれたけど、クッショニングはAIR JORDAN初のフルレングスのZOOM AIRに進化しました。

履き心地は硬い部類に入るAIR JORDAN 12。

ストリートではシンドイけど、プレイヤーには概ね好評だったと聞いています。

だからこそ、MJ以外にも愛されたんでしょうね。
AIR JORDAN最高ーっ!!

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