2013/05/30

KnitとKnit

2012年はロンドンオリンピックでしたね。

4年に1度のスポーツの祭典は、各メーカーが新しいテクノロジーをお披露目する場でもあるわけです。

そんな中、ザワッと物議を醸し出した出来事があったのをスニヲタのみなさんはもちろん覚えていますよね?

それがこのモデルです。

【adizero Primeknit】

なぜザワッとしたか・・・。

それはこのシューズが先に発表をしていたNIKEのFLYKNITと同じコンセプトだったからです。

糸で編み込むまるでソックスの様なシューズというコンセプト。

比べっこしてみましょうね。

先ずはアッパー。Primeknitの方が目が詰まっています。

FLYKNITはザックリ編みで隙間が開いているのがわかります。

ヒール周りはPrimeknitの方が厚くやわらかいです。

FLYKNITも薄いヒールカウンターは同じ様に付いているんだけど、Primekinitの方が硬い印象です。

ペラッペラのタン。ループは一つ。

FLYKNITもペラッペラなんだけど、ループが2つなので締め付け感はこちらの方が上の様な気がしますねー。

アウトソールはどちらかというと、Primeknitの方がガチンコかなぁと。

ヒールから見ると、Primeknitの方がシャープでしょ。この辺は本当に対照的なシェイプです。

これ、ドイツ製なんですよ!!ここポイント高いです。

ここまで似たコンセプトなので、順番的に遅かったadidasがパクったんじゃないかという噂が流れましたよね。

でも、スニスピで、このニットの技術は別な会社のモノであって、NIKE独自の技術ではないという話がありました。

それが本当なら、僕はこれから面白いことが起きるんじゃないかなぁと思っています。

今のところ、NIKEはFLYKNIT系のシューズをドンドンと増殖させています。来季のKOBE 9もFLYKNITらしいという話もあります。

adidasはまだ本格展開ではありませんよね。

このままNIKEの代表作になるか、adidasの一発逆転の展開を見せるか。

勝つのはどっちだ!?

あっ、ちなみにこのPrimeknitのカラーはニューヨークのカラーだって♪

2013/05/28

B級グルメdeポン!178

ちょっくら仙台に行ってきたんで、

ぎゅーたーん♪してきました。ww

滅多に行けないし、定食は数あれど、一番スゲー☆のんにしましたよ。

ゆでたん。やわらかくてジュワーです。

とろろ。定番ですね。

イエス、麦めし!!

テールスープ。もうガロン単位で飲みたいくらい大好きです。いっそこのスープに入りたいです。ww

メイン。塩焼きやら角煮炭火焼き牛タンやらソーセージやら盛り沢山!!

あぁ、ステキ☆過ぎ。

ごちそうさまでした。

SNEAKTIPのSNAPBACK CAP

友人のGyohdanがデザインしたAIR JORDAN 5 "GRAPE"からインスパイアーされたスナップバックキャップです。

NIKEもシューズにフックしてアパレル展開することが多いんだけど、なんかストレートな表現だなぁと・・・。

僕は、Gyohdanのクスッとさせるセンスが流石だなぁって思うのです。素晴らしいっ!!

このデザインの意味、わかります??

ポイントは3つ。

① 色はそのまんまAIR JORDAN 5 "GRAPE"

② 字が逆転している

③ "A"を5を意味する"V"に見立てている

①と③は見たまんまですが、

②はオリジナルを知らないとわからないでしょう。

タンの裏に"AIR JORDAN"のタグが縫いつけられているのは、現在の復刻版でも一緒です。でもね、オリジナルは逆さまだったんですよ!!(オリジナルはもう廃棄しちゃったんで、グーグル先生が探してくれた画像を拝借します)

タンを折り返すと、ちゃんと"AIR JORDAN"となります。

AIR JORDAN 4と5のタン裏に逆タグがあるのは、当時、タンを折り返して履くのがブラックなみなさんに流行していたからです。4は今でも逆タグですが、5は1999年の復刻から通常の向きに変更されています。

まぁ、5のあの大きなタンをペロンとして履いている人、あまり見かけませんもんね。(笑)


次の黒ぶどうとバカ履きしてこのキャップ被ろうっと♪

2013/05/26

AIR JORDAN再考173



バッシュのあり方、ブランディングやマーケティングのあり方がこの1足で全てが変わりました。

ノースカロライナ大学のある一人の選手は、その後、彼の類い希なその才能と、勝利への執着心、スキルを向上したいという努力により、アメリカだけに留まらず世界中に影響を及ぼすまでになりました。

Michael Jordan、バスケットボールの「神」とまで呼ばれた世界最高の選手です。

元々、MJはadidasと契約をしたがっていましたが、当時ビッグスター達との契約を抱えていたadidasはMJに見向きもせず、結局、熱意のある交渉を続けたNIKEと契約に至るわけです。

ドラフト3位の選手に包括的なシグネチャー戦略を提案したNIKE。今でこそ、世界一の「スポーツ&フィットネスカンパニー」ですが、1984年当時はまだまだ数あるスポーツメーカーの一社に過ぎない存在だったわけです。今でもチャレンジ精神を忘れないNIKEだからこそ、過去のやり方に囚われない斬新なアイデアを形に出来るのでしょう。

とにかく、NIKEと契約を交わしたMJは、その後の活躍により、自身の価値を高めるだけに留まらず、NIKE社、NBAを全世界的な人気に押し上げたわけです。

もしMJがadidasと契約していたら・・・、世界はまったく違うモノになっていたでしょうね。(笑)

さて、結果からお話をすると、あまりにも斬新過ぎるNIKEのMJに対するプロモーションは話題にはなりましたが、セールス的には大成功とは言えませんでした。

しかし、後のJORDAN BRANDを表すJUMP MANも実はこの最初のプロモーションがヒントになっているんです。

JUMP MANの原型こそ、ミシガン湖畔で撮影されたAIR JORDAN 1コレクションの超有名な写真に由来します。

このプロモーションの時にMJが履いていたのが、AIR JORDANのプロトタイプ、マニア風に言えば、通称「つま黒」です。

さぁ、いよいよその「つま黒」が復刻リリースです!!

過去にBMPパックとして「つま黒」風がリリースされましたが、個人的には8ホールのAIR JORDAN 1はファック!なので、今回のが初復刻って感じですね。

【AIR JORDAN 1 RETRO HIGH OG】

今回も全国で争奪戦が繰り広げられましたね!!

AのBのCなお店も抽選にしたぐらいですからね。それだけ人気があるということです。

つま先が黒だから、「つま黒」。

ヒール周りはいわゆるAIR JORDAN 1のカラーリングです。


今回のタン、ちょっとオリジナルに近いシャラシャラのナイロンチックですね!!

スペアのシューレースは白いのんが付いてきます。

でも、

僕は「つま黒」にゃ、↑の画像にもあるように赤の方が良いような気がしますねー。

AIR JORDAN 1のDMPパックのシューレースを使って、赤にしてみました。こっちの方がカッコイー☆じゃん!!

このオールドスクールなデザイン、タマランチ会長!ですねー。

オリジナルを意識したAIR JORDAN 1はあと何色か噂にあがっていますが、後は何がリリースされるんでしょうね??

あぁ、AIR JORDAN最高ーっ!!

そして、KOBE3

KOBEはもうプレイで履けないけど、昨年に引き続き、NBAのPLAY OFF用にアップデートされたNIKE ELITE 2.0がリリースされました。

【KOBE 8 SYSTEM ELITE】

通常のKOBE 8とどこがアップデートされたか、比べっこしてみましょう。

先ずは、これが普通のKOBE 8 SYSTEMです。

KOBE 7よりも更にトラックスパイクなモデルに進化した8。エンジニアードメッシュのアッパーはバッシュという言うより、ランニングシューズと表現した方がいいかも知れませんね。

ELITEのアッパーは同様のエンジニアードメッシュながら、前足部はDYNAMIC FLYWIREでサポートされています。

ヒールはプラスチックのパーツで保護するのがKOBEの定番となっていますが、


ELITEでは贅沢にカーボンを使っています。

それは、ソールのシャンク部分も同様です。

シュータンはペラッペラですよ。

ELITEはNIKE COMBATの技術を落とし込んでいます。これはELITEシリーズの共通進化ポイントですね。

昨年よりは控えめになっているけど、シューレースもケブラー繊維で補強されています。

さて、

何がSYSTEMかと言うとですねー。プレイヤーの好みに応じて、インソールを変えることが出来るわけです。

通常のKOBE 8ではルナロンという素材のインソールが装着されています。

NIKE iDでは更に薄いソールも選択可能ですよ。

んで、

ELITEの場合、このインソールの前後にNIKE ZOOMを配して、クッショニングの向上が図られています。

最近、グリーンのスニが気になるhdpnとしては、納得のセレクトです。

ところで、

KOBE 8をトラックスパイクの様だと書きました。

KOBEのサッカー好きは有名ですが、そのサッカースパイクのイメージを落とし込んだ限定モデルが5月26日に国内1店舗限定でリリースされます。

それが、

【KOBE 8 SYSTEM MC】

NIKEのMERCURIAL VAPOR 9というサッカースパイクのデザインをそのまま落とし込んでますね!!

国内正規流通足数は、40足デコボコとメッチャ少ないですよー!!

MERCURIALのグラデーションアッパーがきちんと表現されています。


実は、KOBE 8のデビュー前にデザイン画を見たんだけど、正にこのMCのイメージそのものだったんですよ。実際に発売されたモデルはスウッシュの位置が前から、真ん中に移動していてね。あれ!?って思ったものでした。

モデル名のMCはね、"MAMBACURIAL"という意味です。KOBEのニックネームの"BLACK MAMBA"と"MERCURIAL"をガッチャンコしたんですね。

ちゃーんと、タン裏に書いてありますよー。

来年のKOBE 9はいよいよFLYKNITへと進化する様です。

アキレス腱断裂という大怪我をして、現在懸命にリハビリ中のKOBE。

さて、更に軽いスパイク系のシューズに仕上がるか、怪我を考慮したモデルになるか、次期モデルの動向が気になります。